ベットマットのお手入れ方法と汚れた時の対処法

ベットのマットレス 睡眠

マットレスの手入れ方法を知っていますか?

マットレスは日常の使用によりダニやカビが発生し

肌の問題やアレルギーの原因になることがあります。

しかし、手入れ方法を知らない方も多いでしょう。

この記事では、自宅で簡単にできるマットレスの手入れ方法を紹介します。

マットレスの汚れの主な原因

ベットのマットレス

まず、マットレスが汚れる主な原因はダニとカビです。

これらの微生物は高温多湿な環境を好み皮脂などの汚れを栄養とします。

人は寝ている間にフケや皮脂が出るだけでなく

約350mlもの汗をかくと言われています。

そのためマットレスはダニとカビにとって

理想的な生息場所となってしまいます。

これらの微生物が繁殖すると肌トラブルや

アレルギーの症状が引き起こされる可能性があるのです。

また、マットレスは毎日使うものですから

不衛生な状態では快適な睡眠が望めません。

​マットレスの手入れ方法

マットレスの手入れ

以下に、マットレスの手入れ方法を頻度別にご紹介します。

​布団をめくる

毎朝、起きたら布団をめくりましょう。

布団をめくっておくと夜間にかいた汗が布団にこもるのを防ぎます。

晴れた日には窓を開けて室内を換気することで

湿気を取り除く効果も期待できます。

​ベッドシーツを交換する

週に1回、夏季は2回、ベッドシーツを交換しましょう。

特に夏場は多くの汗をかくため頻繁な交換が望ましいです。

ベッドシーツ以外にも敷きパッドなどを使用している場合は一緒に交換しましょう。

​マットレスを壁に立てかける

マットレスは表面だけでなく裏面にも湿気がたまります。

そのため、2〜3週間に1回はマットレスを壁に立てかけてみましょう。

もし大きすぎて立てかけられない場合はマットレスを少し浮かせて

サーキュレーターや扇風機で空気を循環させることもおすすめです。

​掃除機をかける

ベッドシーツを使用していても

マットレスとシーツの間に汚れがたまります。

したがって、月に1回は掃除機をかけましょう。

特にマットレスの頭部やキルティング部分は汚れがたまりやすいので

念入りに掃除しましょう。

掃除機には布団クリーナーがなくても通常の掃除機を使用できます。

ただし床用のヘッドをそのまま使うのは衛生的ではないので

ヘッドを交換しましょう。

​ベッドパッドを交換する

ベッドシーツの下にベッドパッドを使用し

2ヶ月に1回の頻度で交換しましょう。

​マットレスをローテーションする

半年に1回マットレスの向きや面をローテーションさせましょう。

これにより圧力が均等に分散されマットレスの寿命を延ばすことができます。

ローテーションの方法は以下の通りです(マットレスの両面が使用可能な場合)

  1. 頭と足の位置を交換する
  2. マットレスを裏返す
  3. 頭と足の位置を交換する
  4. マットレスを再び裏返す

マットレスは重いので一人で行うのは難しいかもしれません。

家族や友人に手伝ってもらいましょう。

​マットレスに問題が発生した時の手入れ方法

次にマットレスのダニ対策や

あきらかに汚れてしまった時の手入れ方法です。

ダニが発生した場合

寝具のダニ

ベットに入ると鼻水くしゃみが出たり

体がかゆくなったり噛まれたような跡がある場合

ダニが大量に発生している可能性があります

ダニを駆除するために布団乾燥機と掃除機を使用しましょう。

部屋を暗くする

ダニは夜間に活動する傾向があるため部屋を暗くし約1時間待ちます。

これにより、ダニがマットレスの表面に集まるのを助けます。

布団乾燥機を使用

ダニは高温に弱いため布団乾燥機を使ってダニを死滅させましょう。

おおよその目安として50℃で30分

または60℃で5分程度が効果的です。

掃除機をかける

布団乾燥機を使用してダニを死滅させても

死骸や排泄物が残ります。

掃除機をかけてダニの死骸や排泄物を取り除きましょう。

掃除機には床用のヘッドをそのまま使うのは衛生的ではないためヘッドを交換しましょう。

カビが発生した場合

寝具のカビ

マットレスにカビが発生した場合、消毒用エタノールを使用します。

エタノールをスプレー

カビの生えている部分にエタノールをスプレーし約1時間放置します。

その後、しっかりと絞ったタオルを使用してカビを拭き取りましょう。

乾燥させる

水分が残っていると再びカビが発生する可能性があるため

マットレスを通気性の良い場所で十分に乾燥させましょう。

おねしょの場合

小さなお子様がいるご家庭ではおねしょの問題が発生することがあります。

おねしょをそのままにしておくとシミや悪臭が気になります。

この場合、クエン酸が有効です。

水分を吸い取る

汚れた部分の水分をタオルなどで吸い取ります。

クエン酸水をスプレー

水200mlに小さじ1のクエン酸を加えて溶かし

汚れた部分にスプレーし約5分放置します。

その後、タオルで拭き取り汚れが完全に取り除かれるまで繰り返しましょう。

乾燥させる

水分が残っているとカビの原因となるため

通気性の良い場所で十分に乾燥させましょう。

まとめ

この記事では自宅で簡単に行えるマットレスの手入れ方法を紹介しました。

マットレスは日常的に使用されるため

定期的な手入れを行うことで清潔さを保ち

寿命を延ばすことができます。

毎朝、布団をめくることでダニやカビの繁殖を防ぎましょう。

手入れの習慣を身につけることで健康的な睡眠環境を維持できます。

ぜひ今日から実践してみてください。

タイトルとURLをコピーしました